中学受験は過去問を見ろ?!は正解?不正解?

過去問見たことありますか?

  中学受験は、大学受験とは違って

  志望校を決めて受検することが多いです。東京都だと日程が2月1日~2月5日がほとんどなので、

  東京都だけで複数の学校を受けられないです。

  千葉県は1月に試験があるため、千葉県+東京都という形で受ける方がほとんどです。

  そのため実際に受験する学校の数は、せいぜい2~3校になるため対策がしやすいのです。

  過去問を見ると、学校ごとに出題傾向があるため対策は比較的にしやすくなります。

過去問だけをやっておけばいい?

  答えはNOです。

  過去問と同じ傾向の問題は出るものの、過去問と丸っきり同じ問題は出ません。

  したがって、過去問だけをやっておけば当日点数が取れるようにはならないです。

  過去問は、

  どのような問題が出て、何を勉強しておけば合格できるのか?を知るためのものとして使いましょう。

偏差値が同じでも、同じ問題レベルとは限らない。志望校の選び方

  同じ偏差値45の問題でも、同じレベルでないこともしばしばあります。

  お子さんのレベルでどの問題のレベルなら解けるのか?も志望校選びにはとても重要なことになります。

  簡単な問題の学校は、合格ラインが高かったりもしますし、

  志望校によって、どのレベルの問題なのか?合格ラインがどのあたりなのか?を理解した上で決めましょう。

昨年までの倍率はあてにならない。

  例えば、

  城西大学附属城西中学の例をあげましょう。

  この学校は、一昨年まで比較的受験者数も少なく、比較的合格しやすい傾向にありました。

  しかし、昨年は倍率が急激に上がり、

  通常の合格ラインでは合格できないような難しい受験となりました。

  その年の、その地域の受験者層によっても倍率はかなり前後するので、

  余裕を持って合格できるように対策をしておくことをお勧めします。

教材選び

  受験生あるあるでいうと、周りの噂に惑わされ、

  色々な教材に手を付けすぎというケースをよく目にします。

  結論からいえば、一度に手を付けていい教材の数は多くて2冊にしましょう。

  レベル別に1冊を徹底することをやった方が、自分のできる・できないがハッキリするため

  何が原因で偏差値が伸びないのか?がわかりやすくなります。

  教材を選ぶときは、噂に惑わせることなくお子さんのレベルで手の付きやすい教材を選ぶことが重要です。

家での復習のさせ方

  中学受験は、塾での勉強も大切ですが、自学自習もとても大切になります。

  その際の注意点としては、

  必ず教材に

  覚えたところ→〇

  覚えていないところ→レ

  をいれるようにしましょう。

  レを入れると、自分が覚えられていないところが明確になるので、

  覚えたところまでやるという時間のロスが少なくなります。

  レを〇にすることにフォーカスすると、勉強の効率はかなりあがりますのでお試しください。

手の付きやすい単元からやるのもOK

  苦手なところからやると、やる気がなくなることが多いです。

  比較的に簡単な単元や手の付きやすいところから勉強するのはとても良い方法だと思います。

  目次を見て、ここから始めようとやってみるのも良いと思います。

  目次に印をつけていくのも、自分の現状を理解する上でとても有効なやり方です。

時間をあけるな!

  復習をするときの落とし穴、それは「一度やったところを忘れてしまう。」です。

  覚えたはずのところが、できなくなってしまう原因は、

  ① 時間が経って忘れてしまう。

  ② 暗記になっていて、本質を理解できていない。

  だいたいこのようなパターンです。

  よく忘れる前に復習しろと言われます。そのときにテキストにレ点が入っていると、そのレ点だけを学習できるので、

  もう既に覚えているところまで、時間を使うことが少なくります。

  また長期記憶にしたければ、「丸暗記をやめて、本質的に理解」しよう。

中学受験を1からやりたい方へ

  一般的には、遅くとも小4からやりたいところですが、

  志望校によっては、小5からでも全然間に合います。

  まずは、お子様の状況を見た上で何が必要なのか?をお話ししましょう!