【古典文法マスター①】~活用動詞の種類~

古典は満点取れる!?

こんにちは!

トライアングル個別学習塾 住吉・東陽町校の塾長です。

 

今回から、多くの皆さんが苦手としている

古典文法について、お伝えしていきます!

これだけを完璧に覚えれば、

どんなテストでも、模試でも入試でも

必ず満点近くの点数を取ることができます☆

 

覚えるか覚えないかはあなた次第!!

 

活用形の種類は?

活用形の種類は全部で、6つあります!!

 

①未然形…下に「~ず」をつける。

②連用形…用言(動詞)の下につく。

③終止形…文末に「。」くる。

④連体形…体言(名詞など)が下につく。

⑤已然形…ば・ど・どもなどが下につく。

⑥命令形…文末にくる。

 

活用形はすぐ下を見る!

☆文末は変化するので、要注意!!

係り結び

・文頭の疑問詞――連体形

 

 

<活用動詞の見分け>

☆下に「~ず(ない)」をつけて、音の違いで見分ける。

 

・走る→走ら音)…四段活用

・伸ぶ→伸び音)…上一段活用

・受く→受け音)…下二段活用

 

9種類の活用動詞の種類!

活用動詞は9種類もあるのですが、

皆さんすべて答えられるでしょうか!?

 

活用の変化の仕方は下記の図をご確認ください。

 

 

 

①四段活用動詞

→「ア・イ・ウ・ウ・エ・エ」の音で変化します。

 

②上一段活用動詞

きみにひい(ゐ)るで覚えよう!!

着る・見る・似る(煮る)・干る・射る(居る・率る)

 

③上二段活用動詞

→「イ・イ・ウ・ウ・ウ・イ」の音で変化します。

ヤ行上二になる動詞は、3つだけ!!

「老ゆ」「悔ゆ」「報ゆ」

 

④下一段活用動詞

→1語だけ!!「蹴る」

 

⑤下二段活用動詞

→「エ・エ・ウ・ウ・ウ・エ」の音に変化する。

ワ行下二段になる動詞は、3つだけ!!

「植う」「飢う」「据う」

読み方が問われやすいのが、3つ。

「得(う)」「経(ふ)」「寝(ぬ)」

 

 

⑥カ行変格活用動詞

→1語だけ!「来(く)」

「もうで来」なども同じ仲間。

 

⑦サ行変格活用動詞

す・おはす・奏す・啓すだけ

奏す天皇・帝に申し上げる

啓す皇后・中宮に申し上げる

 

⑧ナ行変格活用動詞

死ぬ・往ぬ(去ぬ)の2語だけ!

 

⑨ラ行変格活用動詞

あり・をり・侍り(はべり)・いまそ(す)かり

侍り=丁寧語、いまそかり=尊敬語

 

係り結びの法則

連体形接続

→強意(訳す必要なし)

なむ→強意(訳す必要なし)

→疑問・反語

→疑問・反語

反語の意味になる形

→・やは~連体形

・かは~連体形

已然形接続

こそ→強意(訳す必要なし)

 

みなさん、いかかでしたか?

基本中の基本をまずは抑えましょう!!