小学生の勉強は何をするべき?

小学生時代は超重要

 中学生になると、

 部活やら定期テストやらと、とても学生にとって忙しい時期を迎えます。

 より一層、「文武両道」ができないと成り立たなくなります。

 定期テストの点数が悪いから、「勉強しなさい!」と言ったところで、

 改善することが困難なケースがあります。

 小学生時代がなぜ重要なのか?というと、

 潜在的な差が生まれるからです。

潜在的な差とは?

 例えば、九九の計算

 ほとんどの方ができると思います。ここだけで見ると、皆さん差がないように見えませんか?

 ただ、この九九

 実は、大きな差が生まれています。

 小学2年生において、九九のテストはタイムを計ってやったりしていると思いますが

 ここで

 ・早く言える子

 ・早く言えない子

 こだだけでも大きな差が生まれています。計算力がある子は、早く言えますが、計算力がない子はゆっくり言う傾向にあります。

 また、

 バラバラにしてランダムで聞いても早く答えられる子は更にできる子と言えます。

実は、見ないで解けるだけでは物足りないんです

 勉強ができる子は、

 知識を引き出しから出して、解答するまでのスピードがとても速い傾向にあります。

 瞬発力があり、ミスも少ない傾向にあります。

 対して勉強が苦手な子は、

 答えるまでに時間がかかったり、確認しながら解いたりするため、ミスが多くなる傾向にあります。

 

 つまり、できればOKではなく、早く解けるようになっていなければ、本当の実力とは言えないわけです。

算数は何年生から差がつくか?

 中学1年生の単元ができない子どもの多くは

 小学生の内容の定着が不十分な傾向にあります。

 小学生が苦手になりやすいところの1つとして、分数・小数の計算があります。

 実は、通分や筆算といった処理スピードが遅いために、時間がかかるという状況の裏に大きな原因が隠されています。

 それは、

 引き算のスピードと九九のスピードです。

 小学1年生・小学2年生でやるこの単元は、筆算や通分をする際に大いに活躍するのです。

 したがって、ここに時間がかかる子は、

 計算が遅い子ということになります。

 いくら筆算を練習しても、引き算と九九が遅ければ早くなりません。

いつから勉強させますか?

 小学生においての勉強の目的は大きく2種類に分かれます。

 ① 中学受験

 ② 学校の単元の補習

 中学受験においては、中学校によって問題の出題傾向が違うので、

 基礎力を身に着けたあとは、中学校の過去問のレベルに応じた対策が必要となってきます。

 中学受験をする子は、少なくとも4年生からは本腰を入れないと間に合いません。(志望校によります)

 

 ここで1つ問題提起をすると

中学受験はするべきか?しなくてもよいか?

 子育てをする際に悩むのは、いつ受験させるのか?です。

 小学校受験 (小学校から私立)

 中学校受験 (中学校から私立)

 高校受験 (公立高校か私立高校かが決まる)

 実はどれにおいても大学には行けます!

 この言葉だけ聞けば、じゃあ受験しなくてもいいじゃん!って思うかもしれませんが、そんな単純な話ではありません。

 ここで私がお話したいのは、

 中学受験をする子は、中学に合格するための勉強をしないといけない

 中学受験をしない子は、勉強しなくてもいいの?という点です。

 先々を考えてみましょう。中学生になったときに、高校受験でどこの高校に行けるかを決める指標は何でしょう?

 これは、

 ①内申

 ②偏差値

 です。この2つ基本的には、比例する傾向にあるので、中学生において自分がどの立ち位置に入れるかで、

 どこの高校に行けるかが決まります。

中学1年生はじめのテストで立ち位置が決まる?

 中学3年間でどこの立ち位置にいれるかは、

 最初のテストでかなり決まります。

 こんなことを言うと、もう成績が取れていない子は挽回不可能?と勘違いする人もいますが、

 うちの生徒の中でも

 中1→中3で偏差値が20以上、順位が103位→3位になった子もいるので、

 挽回できないといったわけではありません。

 ただ爆発的に全員が上がるかというとそういうわけではなく、上がらない要素を大きく作ってしまっているお子さんがいることもたしかなんです。

小学生時代の取り組み方で、勉強は大きく変わります。

 勉強は先行投資です。

 できなくなってから始めると、費用と時間のロスが大きくなると一般的に言われています。

 シンプルに言えば、

 できる状態を常にキープできるよう勉強すればOKです!

 勉強のやり方は、シンプルに考えましょうとよくお伝えしています。

 いろいろ複雑に考えすぎて、手法ばかりにフォーカスされ

 本当は大切なことを見落としている人が多いです。

小6までに中1の内容を終わらせている人は強い!

 トライアングルの生徒さんの何名かは小6で中1の内容を終わらせている人がいます。

 つまり「予習型学習」です。

 そんなに早く進めてもいいんですか?と聞かれたりするのですが、

 できるのであれば、先に進んでも大丈夫です。

 これには明確な理由があり、

 中1の内容はほとんど小学生の復習の単元になっているからです。

 但し、進みながらもしっかりと定着を管理しないといけませんので、ここは工夫が少し必要です。

 体験授業にお越しいただいた際にアドバイスします!

小学生時代は、計画的・戦略的にお子さんの勉強を管理しよう

 ご自宅でお母さんが勉強を教えようとすると

 中々取り掛からないんですよね とか 喧嘩になるんですよね

 と良くお悩みを聞きます。

 不安になるのは、周りの子よりも劣りたくないからです。

 であれば、

 計画的かつ戦略的にお子さんの勉強を周りの子よりも先に進んでいる状態を作ってしまいましょう。

 小学生のときに周りよりもできる子にしてしまえば、

 勉強への抵抗感が減ります。

 勉強をやりたくなくなる原因は、

 できない、わからない、時間がかかる、めんどくさい、遊びの弊害になるがほとんどですから、

 これを消してしまえば、

 勉強の苦手意識はなくなり、勉強への自己肯定感を伸ばすことができるはずです。

 一度相談に来てみませんか?