ついに、古典文法、完結!?
古典文法、第8弾!!
いよいよ、ラストです!
この知識が入れば、古文が無敵になります♪
知識入れるだけではなく、
しっかり問題演習を繰り返し、いつでも知識を引き出せるようにしましょう。
今までの投稿は、こちらから読むことができます。
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https://triangle-tis-school.com/sumiyoshi/2020/04/17/【古典文法マスター⑥】%ef%bd%9e敬語%ef%bd%9e/
https://triangle-tis-school.com/sumiyoshi/2020/04/23/【古典文法マスター⑦】%ef%bd%9e敬意・文章の読み方%ef%bd%9e/
「に」の識別
①格助詞 体言・体言省略の連体形に接続
→連用修飾
連体形 に 用言
(とき・こと・うち)
②接続助詞 連体形に接続
→単純接(~ところ)・順接(~ので)→見分け判断がこない
逆接(~だけれど)→文章が矛盾するとき
連体形 に 用言……。
☆十月もつごもりなるに紅葉は、紅葉には散らで盛りなり
真冬←←← 矛盾 →→→秋 逆接の「に」
☆桂川月の明かきにぞ渡る (土佐日記)
<家に帰りたい→桂川を渡らねばっ!>
格助詞「に」
③完了「ぬ」の連用形 連用形に接続
→にけり・にたり・にき
④副詞の一部
→いかに/ただちに/すでに……etc
⑤断定「なり」の連用形 体言・連体形に接続
→接続助詞「て・して」+補助動詞「あり(侍り・おはす・おはします)」を伴うことが多い
にて・にして・にあり(侍り・おはす)
(例)・に(断定)あり→(訳)~である
・に(格助詞)あり→(訳)~にある
・にや。/にか。(あらむ)→(訳)~だろうか
⑥形容動詞ナリ活用連用形語尾
→(例)いと心なり(断定)→(訳)とても心である。×
いと優なり(形容動詞)→(訳)とても優雅である
古文の解き方ポイント
①古文単語(315語)・文法を完璧に覚える!
→文法は識別をしっかり問題を解くときに
使いこなせるように、引き出しやすくなるようにする。
②問題から先に読む
→問題文に物語の登場人物や大体の話の流れのヒントになる部分がよめる
③注釈に書かれている単語以外で意味が分からない単語
→読めない部分は、前後で分かる内容から想像しながら読む。
④文学史の知識を入れる
→現代文でも使える知識になるので、重要ポイントは抑えとく。