【古典文法マスター⑥】~敬語~

敬語マスターになろう!

古典文法、第6弾!!

今回は皆さんが苦手な「敬語」についてお教えします♪

 

敬語の識別ができるようになれば、無敵です!

敬語の古語単語は数が30個ほどなので、

しっかり覚えましょう!!

 

 

前回の投稿は、こちらから読むことができます。

↓       ↓       ↓

https://triangle-tis-school.com/sumiyoshi/2020/03/16/【古典文法マスター①】%ef%bd%9e活用動詞の種類%ef%bd%9e/

https://triangle-tis-school.com/sumiyoshi/2020/03/24/【古典文法マスター②】%ef%bd%9e助詞%ef%bd%9e/

https://triangle-tis-school.com/sumiyoshi/2020/03/31/【古典文法マスター③】%ef%bd%9e助動詞part1%ef%bd%9e/

https://triangle-tis-school.com/sumiyoshi/2020/04/02/【古典文法マスター④】%ef%bd%9e助動詞part2%ef%bd%9e/

https://triangle-tis-school.com/sumiyoshi/2020/04/08/【古典文法マスター⑤】%ef%bd%9e助動詞part3%ef%bd%9e/

 

 

「動詞・補助動詞」の識別

【A】

給ふ申す聞こゆ(尊敬)/参らす奉るつかうまつる(尊敬)

 

補助動詞となる条件

動詞+A

動詞+助動詞(=る・らる・す・さす・しむ+A

動詞+A+A

 

※動詞となる条件

・形容詞+A

・形容動詞+A

 

【B】

侍り侍るおはすおはしますいまそかり(謙譲)

 

補助動詞となる条件

動詞+B

形容詞+B→(例)美しう侍りて……

形容動詞+B→(例)あはれに候ふも……

断定「なり」の連用形「に」+B

場所+B動詞

→(例)大臣おはします人々も

接続助詞「+B→(例)笑ひ候ふ

 

「給ふ」の識別

<動詞>意味:お与えになる・くださる

給ふ→尊敬

給はす→尊敬

給はる→謙譲

 

<補助動詞>

給ふ

四段活用尊敬

は・ひ・ふ・ふ・へ・へ

 

下二段活用謙譲

へ・へ・ふ・ふる・ふれ・○

 

「奉る・参る」(動詞)の識別

基本謙譲語

 

特殊尊敬となる条件

(1)主語が高貴な人

(2)次の4つの意味のみ

→①もの(食べ物)や果物(おやつ)などをお召し上がりになる

(例)姫君もろともにものなど参る

 

御酒・御薬などをお飲みになる

(例)大将ほかにてなど参りて

 

衣服をお召しになる

(例)少将、紫の指貫つきづきしく奉り

 

御車・御輿・御馬などにお乗りになる

(例)女御、御身は御車参りたれど