【パイロットになるために日々奮闘中！】

投稿日 2020年1月24日
著者 moriyui0220@gmail.com
カテゴリー住吉校

これは、現在大学2年生の男の子のお話です。

彼と出会ったのは丁度、高校生の春期講習前。
勉強は好きじゃなく、テスト1週間前だけ勉強を頑張り、

スマホゲームのパスドラをひたすらやるのが大好きな子でした。

そんな彼には「夢」がありました。
それはお父さんやお兄さんのようなパイロットになりたい！という夢。

パイロットになるためには、

下記のいずれかの道でなることができます。

①航空大学に入る。
②四年制か短大、専門の大学に行き、2年間修了したら、航空大学に入り、就職。
③四年制の大学に行き、就職。
④私立大学のパイロット養成コースに行き、就職。

①は、身体検査等もあり、合格するのがなかなか難しい。

彼は、視力が悪かったため、かなり厳しい状況でした。
彼の成績から考えるに、②か③がいいのではないかと考えました。

ただし、今の現状では難しいことを正直に話し、

成績を上げるためになぜ今勉強する必要があるのかを話しました。

ゴールは大学受験に合格することではなく、その先のパイロットになるという夢を叶えること。

そのためにはまず大学に合格する必要があり、今までの勉強の仕方を変える必要がありました。

今までは、テスト1週間前から暗記のみの勉強方法で、平均点以下から点数が伸びず…。
まずは、基礎作りのために、英文法や古典文法を一から復習。
スラスラと答えられるようになるまで、ひたすら繰り返し復習しました。
さらに、英単語や古典単語を毎回授業の始めにテスト。
宿題も本人のキャパと相談しながら、量とやる日付を記入し、出す。

初めは、「量が多い～」「やりたくないー」と言っていた彼。
ところが、少しずつテストや模試の点が伸びているのを目に見える成果として本人が体感し、今までの姿勢が激変！？

休み時間にパズドラをやっていたあの彼が、英単語や古典単語を開いて暗記の時間に使うように…！
さらには、「これ何となく、何言ってるか話が分かる！」と今までは

当て勘で解いていた問題の内容が自分の言葉で説明できるようになっていました！

本人の夢に対する思いの強さ、
そして、とてつもなく本人が努力したものが成果として現れていて感動しました★